こんにちは。
今回はアルコールを使ったお掃除をご紹介します。
アルコールといえばインフルエンザ等の季節によくみられる消毒スプレーですが、お掃除にも使えるということをご存知でしょうか。アルコールでもエタノール成分が70〜80％であると、除菌に効果があるとされています。
主に「水が使えない部分の掃除」「乾いた布巾とエタノールさえあれば掃除ができる」「できたてのカビ取りが出来る」点が重宝します。掃除をしたいけど時間がない！毎日使っているものだけど、水を使ってはいけない素材でどうしよう！という声にお答えします！
まずはどのような効果があるのか、洗剤とはどこが違うのか見ていきましょう。
① 除菌効果がある
アルコールをつけて布巾で拭き取ればスッキリ！カビが発生しやすい場所にかければそれだけでピンク汚れと黒カビ等の予防もできます。
② 油汚れに効く
油を溶かし出す性質があるため、油汚れに困るキッチンの掃除でも大活躍します。すぐに蒸発してあとに残らず、口にはいっても危険がないので、安心して使えますよ。
③ 水洗いしなくていい
エタノールは揮発性が高く、拭き終わったあとに水ですすがなくても除菌できるため、「水洗いしにくい場所」の掃除に便利です。
④カビ取りにも
出来立ての、まだ根を張っていないカビになら、取ることが出来ます。
市販の洗剤では強すぎて、素材によっては傷んでしまうものも多いです。強い洗剤を使うことになる前に、エタノールで掃除をしてしまえばキレイになれます。
次にどのような箇所に使えるのか、ですが、水が使える場所でも大活躍です！また、アルコールを直接ふきつけるのではなく、布巾やティッシュに吹き付けてから使用すると安全ですね。同時に除菌もしっかりできます。
・お風呂…浴室洗浄後に使うと、ピンク汚れやカビの発生予防になり、お掃除の時短につながります。
・トイレ…壁や床の除菌に
・洗面所やキッチン…蛇口やシンク廻りの除菌に
・冷蔵庫…除菌や消臭に
・鏡・ガラス…窓の黒カビを防止。アルコール除菌と中性洗剤で梅雨時の結露予防にもなります。カーテンにも。
・ドアノブやお子様が触る場所の除菌に
・油性ペンの汚れ落としに
このように、広い範囲で活躍するので、アルコール除菌スプレーを一本もっていると大変便利です。
また、普通の洗剤では手に汚れがついてしまったり、手に洗剤がつくと水で洗い流さないととれないというデメリットがありますが、アルコールはそうではないというところも便利な点の一つです。スプレーで吹きかけるだけで除菌も予防もしてくれるアルコールはお得感がありますね。
私は、鏡を拭き、磨くときには鏡クリーナーは使わずに、すぐに乾くアルコールスプレーで鏡を磨いています。ふきむらが残らないので、時間短縮にもなりますよ！
しかし、白木や桐、ニスなどを使った家具や床、革製品、スチール製品には染みや変色の原因になるので、使わないようご注意下さい。
除菌もできてキレイにもできるアルコールですが、水拭き、乾拭きや、洗剤と使い分けてお掃除をすることが重要です。お掃除のコツをつかむと、どの汚れにどの清掃方法をすればいいのかわかるようになり、もっともっとキレイになっていきます。
皆さんも是非チャレンジしてみて下さい！
今回もありがとうございました！
担当：T
2018.04.17
